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「坂田一男 捲土重来(けんどちょうらい)」展 東京ステーションギャラリー
東京
chariot

東京駅の東京ステーションギャラリーでは「坂田一男 捲土重来(けんどちょうらい)」展が
開かれています。
会期は2020年1月26日(日)までです。
年内は12月28日(土)まで、来年は1月2日(木)からです。

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坂田一男(1889-1956)は岡山市の出身で、1921年にフランスに渡り、
キュビスムの画家、フェルナン・レジェに師事しています。
1933年に帰国し、以後は倉敷市のアトリエで前衛画家として制作を続け、
「アヴァンギャルド岡山」を結成して、後進の指導を行なっています。
しかし、岡山以外ではあまり知られていなかった画家のため、今回、
「捲土重来(けんどちょうらい)」と題して、その画業を広く紹介しています。

「キュビスム的人物像」 1925年 岡山県立美術館
坂田img162 (3)

パリ時代の作品で、典型的なキュビスムです。
パリでは藤田嗣治が活躍していた時代です。

「コンポジション」 1936年 個人蔵
坂田img162 (4)

帰国後の作品で、抽象画となっています。
具象から進んでいて、手榴弾をイメージしているのではないかということす。
確かにドイツの柄付手榴弾に似た形が描かれていて、そう言われると
不穏な感じもします。

「構成」 1946年 宇フォーラム美術館
坂田img162 (5)

終戦直後の作品です。

「コンポジションA」 1948年 個人蔵
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「アンサン」 1954年 個人蔵
坂田img162 (7)

最晩年の作品です。

坂田のアトリエは2度も水害で浸水し、作品の一部が破損しています。
その破損の跡をそのまま利用した作品もあります。
完全を目指さず、時と自然に任せるという、日本文化の特徴が表れているようです。

抽象絵画の初期の頃からそれに取組んでいた日本人の画家がいたことを知り、
驚きました。

展覧会のHPです。

次回の展覧会は、「奇蹟の芸術都市バルセロナ」です。
会期は2020年2月8日(土)から4月5日(日)です。

img216_2019121307025250e.jpg

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【2019/12/26 19:34】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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