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丸の内 三菱一号館とブリックスクエア
東京
chariot
photo by taro

丸の内で最初に建てられたオフィスビルだった三菱一号館が復元され、
三菱一号館美術館として開館しました。
これを記念して、「一丁倫敦と丸の内スタイル展」が開かれています。
会期は2010年1月11日までです。

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こちらが正面です。

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屋根の形も凝っています。

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三菱一号館と後ろの丸の内パークビルディングのあるブロックは、
ブリックスクエアと呼ぶそうです。

ブリックスクエア入口の吹き抜けです。

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パークビルディングの丸の内仲通り側入口です。

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三菱一号館が開館したばかりなので、お客さんで中庭も賑わっています。

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三菱一号館は、鹿鳴館を設計したジョサイア・コンドルの設計で、
明治27年(1894年)の竣工です。
それ以来、英国風の建築が立ち並び、あたりは一丁倫敦と呼ばれる
ようになったとのことです。

ミツ4_0023


美術館は3階建てで、1階にはギャラリーショップとカフェがあります。
カフェは銀行だった時、カウンターだった場所なので、天井は高く、
吹き抜けになっています。
2・3階は元々はオフィスなので、小部屋に仕切られています。

美術館としては、各部屋があまり大きくない構造や雰囲気から、静物画、
室内画に向いていそうです。
2010年4月には開館記念展として、「マネとモダン・パリ展」が開かれる
とのことです。
英国調の建物ですから、ターナー展などというのも開いてくれると
嬉しいところです。

階段の石造りの手摺も復元されました。

三菱7 SANY0120


明治の創建当時の資料、復元作業の資料、明治大正の風俗資料が
展示されています。

丸の内一帯は名前の通り、江戸城の一角で、大名屋敷が並んでいましたが、
明治維新で取り壊され、一時練兵場として使われた後は岩崎家に
払い下げられたので、三菱ヶ原と呼ばれたということです。
展示パネルに、三菱ヶ原を描いた油絵がありましたが、一面の原っぱで、
大名屋敷の築山が残り、建てられたばかりの煉瓦建築が遠くにポツンと
立っています。

創建時の煉瓦は刻印から、小菅集治監(現在の東京拘置所)で焼かれた
ものであることが分かったそうです。
煉瓦の積み方にも色々あるそうですが、三菱一号館は当然英国式です。
復元には大量の煉瓦が必要ですが、今回は中国で作っています。

展示室に大きな箱があり、中に三菱一号館の大きな模型が置いてあって、
箱に開いた小窓から覗く仕掛けになっています。
表通りには紳士たちが立っていますが、中庭には明治の日本が見えます。
明治時代の内部の写真を見ると、事務員の半分はまだ和服の着流し姿で
机に向っています。

三菱一号館が解体されたのは1968年ですから、高度経済成長期のさ中です。
今になって思えば、どうして解体したのだろう、という気がしますが、
当時は前へ前への時代で、過去を振り返る気持ちは薄かったのでしょう。

展示品を見ていくと、大変な努力で復元作業を行なったことが分かります。
時代の気分も変わり、こうして復元された訳ですから、幸運な建物といえます。

美術館のHPです。


ブリックスクエアの広告を載せた自転車タクシーや人力車が営業していました。

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丸の内仲通りには、箱根彫刻の森美術館の所蔵する彫刻が並んでいます。
展示替えもあります。

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夜のブリックスクエアです。
ガス灯は本当にガスを使っているそうです。

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【2009/09/20 17:25】 美術館・博物館 | トラックバック(1) | コメント(0) |
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三菱一号館美術館で9月3日より始まる 「三菱一号館竣工記念 一丁倫敦と丸の内スタイル展」の内覧会にお邪魔して来ました。 三菱一号館美術館としてのオープンは、来年2010年4月6日から開催される「マネとモダン・パリ展」ですが、建物自体は既に完成済み。 【...
【2009/09/20 22:18】

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