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喫茶店、「ゆりあぺむぺる」 吉祥寺
吉祥寺
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吉祥寺駅南口の喫茶店、「ゆりあぺむぺる」に行ってきました。
場所は武蔵野市吉祥寺南町1-1-6です。

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20席ほどのお店で、アンティークに囲まれて、ほの暗く落着いた雰囲気です。
「ゆりあぺむぺる」は、宮沢賢治の詩に出てくる名前です。

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お昼過ぎだったので、ランチセット1100円にしました。

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とてもていねいに作られていて、どれも美味しいです。

吉祥寺は喫茶店の多い町ですが、その中でも屈指の、いつまでもこのまま
続いていってほしいお店です。

以前、「ゆりあぺむぺる」に行ったときの記事です。


【2014/03/05 22:12】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「IMARI/伊万里 ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器」展 サントリー美術館
六本木・乃木坂
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六本木のサントリー美術館では、「IMARI/伊万里 ヨーロッパの
宮殿を飾った日本磁器」展が開かれています。
会期は3月16日(日)まで、休館日は火曜日です。

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江戸時代、佐賀県の有田で焼かれた磁器は伊万里港から出荷された
ことから伊万里焼と呼ばれていました。
オランダ東インド会社はこれを世界各地に輸出し、ヨーロッパの
王侯貴族たちに喜ばれています。

展覧会では、日本初公開の大阪市立東洋陶磁美術館所蔵の輸出伊万里を
中心に約190点が展示されています。

オランダ東インド会社は中国から景徳鎮の磁器を輸出していましたが、
明末清初の動乱や清の海禁政策により生産が激減したため、
これに代わるものとして日本の有田の磁器を選びます。
本格的に伊万里焼として輸出が始まったのは万治2年(1659)です。

初めは景徳鎮の製品に似た製品などを作っていて、染付の割合が
高くなっています。


「染付芙蓉手蓮池水禽文輪花大皿」 
 江戸時代・1660 ~ 1670年代 有田窯 大阪市立東洋陶磁美術館

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芙蓉手(ふようで)といわれる、円周を8つに分割する図柄は
景徳鎮でよく描かれています。


「染付大根文皿」 
 江戸時代・1660 ~ 1670年代 有田窯 大阪市立東洋陶磁美術館

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国内向けの図柄の製品も輸出されています。
こちらは雅味のある、和風のデザインです。


『染付鳳凰文皿(「VOC」銘』 
 江戸時代・1690 ~ 1710年代 有田窯 大阪市立東洋陶磁美術館

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オランダ東インド会社のマークのVOCの文字が入っています。


「色絵花卉文輪禍花鉢」 江戸時代・17世紀後半 サントリー美術館
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有田では柿右衛門様式が完成し、鮮やかな色絵磁器となって輸出されます。

ヨーロッパでは伊万里焼で宮殿を飾ることが王侯貴族の間で流行し、
やがてマイセン磁器の誕生を促します。

「色絵花鳥文八角大壺」 
 江戸時代・1680 ~ 1710年代 有田窯 サントリー美術館 重要文化財

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金彩の入った中国風の壺の窓に柿右衛門様式の絵が描いてあります。

「色絵楼閣山水人物文水注、碗・皿(五客)」 
 江戸時代・1690 ~ 1720年代 有田窯 大阪市立東洋陶磁美術館

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清潔な白に色絵の華やかさが添えられています。
輸出品で最も多かったのはカップとお皿だったそうです。
この頃はまだカップに取っ手が付いていません。
お皿とセットにするのはトルコからヨーロッパに入った習慣とのことです。
王侯貴族の間では東洋の陶磁器で中国のお茶を飲むのが流行していました。

「色絵龍虎文大壺」 
 江戸時代・1700 ~ 1740年代 有田窯 大阪市立東洋陶磁美術館

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和風の扇形や短冊の図柄が入っていて、蓋のつまみには鷹が止まっています。
黒い絵付けは海外で人気の高かった漆器の黒漆をイメージしたものです。

「色絵透彫楼閣人物文八角大壺」 
 江戸時代・1700 ~ 1730年代 有田窯 大阪市立東洋陶磁美術館

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精巧な透かし彫りがされ、窓には日本の男女、馬、桐。菊などが描かれています。

「色絵相撲人形(二組)」 
 江戸時代・1680 ~ 1710年代 有田窯 大阪市立東洋陶磁美術館

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白の素地を利かした人形で、錦のまわしを締め、力のこもった相撲を取っています。

「色絵ケンタウロス文皿」 
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ヨーロッパの図柄を取り入れた製品もあります。
たしかにこれはケンタウロスです。

1730年代に清の海禁政策が解かれると、景徳鎮は輸出を再開します。
これに対抗して、有田では浮世絵や美人図など、和風の図柄を積極的に使います。

「色絵傘美人文皿」 
 清時代・1730 ~ 1740年代 中国・景徳鎮窯 佐賀県立九州陶磁文化館

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オランダ東インド会社の注文による、中国風の図柄です。

「色絵傘美人文皿」 
 江戸時代・1730 ~ 1740年代 有田窯 大阪市立東洋陶磁美術館

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有田で焼かれた類似品だと、これが日本風の美人図になっています。
従者を小さく描くのは日本の絵巻物などによく見られる手法です。

景徳鎮の方でも伊万里焼を写した製品を作っています。

「色絵竹梅菊鳳凰文角皿」 
 江戸時代・1700 ~ 1730年代 有田窯 佐賀県立九州陶磁文化館

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金襴手で、菊の模様に梅、鳳凰などが描かれています。

「色絵竹梅菊鳳凰文角皿」 
 清時代・1730 ~ 1750年代 中国・景徳鎮窯 佐賀県立九州陶磁文化館

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景徳鎮が写したものは白い空間を埋めるように、鳳凰の位置をずらしています。

やがて伊万里焼は競争力を回復した景徳鎮に敗れ、宝暦7年(1757)に
公式な輸出は終わっています。

中国の様式、西洋の趣味、日本の感性の交じり合った伊万里焼の魅力を味わえて、
楽しめる展覧会です。

展覧会のHPです。





サントリー美術館の次回の展覧会は、「のぞいてびっくり江戸絵画」展です。
会期は3月29日(土)から5月11日(日)までです。

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【2014/03/04 23:09】 美術館・博物館 | トラックバック(1) | コメント(0) |
「パステル 丸井上野店」
上野
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「パステル 丸井上野店」は上野マルイの2階にあります。
場所は台東区上野6-15-1です。

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ブルー系の店内は明るく、50席ほどで、分煙式です。
カジュアルな雰囲気のお店で、休日は家族連れのお客さんが多いようです。

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窓から上野駅が見えます。

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スイーツとパスタのお店で、特にプリンのメニューが豊富です。

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ランチはパステル30周年記念メニュー、パステルスタンダード1390円にしました。
料理はドリア、ピッツァ、各種パスタから1品選びます。
ソフトドリンクとプリンが付きます。

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パスタはナスとツナのトマトソース、プッタネスカ風を選びました。

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パスタはニンニクの風味が効いています。
コーヒーはおかわり出来ます。

「パステル」のプリンはとてもクリーミーで美味しく、これで1390円は
コスパが良いです。

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11時開店ですが、休日の12時には順番待ちになる、人気のあるお店です。


【2014/03/03 23:01】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「斎藤真一展」 銀座 日動画廊
銀座
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銀座の日動画廊では3月11日(火)まで「斎藤真一展」が開かれています。
日曜日はお休みです。

瞽女(ごぜ)の画家として有名な斎藤真一(1922~1994)の油彩画約40点が
展示即売されています。

斎藤真一(1922~1994)は岡山県出身で、東京美術学校を卒業し、
1958年にフランスに留学しています。
そこで親交を深めた藤田嗣治から、日本の東北地方を描くことを奨められ、
その縁で越後瞽女に惹かれていきます。

越後瞽女は盲目の旅芸人で、春3月に三味線を手に旅に出て、年の暮れまで
越後各地を回って、瞽女唄を聴かせる人たちです。
斎藤真一が取材を始めた1960年代にはすでに瞽女の数は激減していた
とのことですが、1964年に杉本キクエという人に廻り合ってから、多くの話を聴き、
作品の題材にしています。

「春の風」
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春の盛りの越後平野を瞽女さんたちが歩いています。
山々は雪を残し、雲が流れ、どこか儚げな景色です。

「紅い陽の雪原」
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赤々と夕陽に輝く中を一固まりになって行く瞽女さんたちです。
空には宵の明星が出ています。
瞽女さんが旅をする時は一番目の見える人を先頭にして、
前の人の荷物に手を置いて進みます。

他にも明治の吉原の情景やヨーロッパの街角などを描いた作品などが
展示されていて、どれも斎藤真一独特の懐かしさと寂しさの入り混じった
夢幻的な世界が繰り広げられています。

2011年に不忍画廊で開かれた「”瞽女/GOZE” 斎藤真一展」の記事です。

2010年に武蔵野市立吉祥寺美術館で開かれた「瞽女と哀愁の旅路 
斎藤真一展」の記事
です。


【2014/03/02 21:15】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「誕生50周年記念 ぐりとぐら展」 松屋銀座
銀座
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松屋銀座では、「誕生50周年記念 ぐりとぐら展」が開かれています。
会期は3月10日(月)まで、入場料は一般1,000円です。

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「ぐりとぐら」シリーズは中川李枝子さん(1935~)、山脇百合子さん
(1941~)姉妹により1963年に第1作が発表されています。

展覧会では全7作品のほか、二人のデビュー作の「いやいやえん」など、
宮城県美術館の所蔵する170点以上の原画が展示され、50周年を記念しての
宮﨑駿監督との対談の模様も上映されています。

「いやいやえん」(1962年)原画
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李枝子さんがお話を書き、高校3年生だった百合子さんが挿絵を描いています。
優しい表情や明快な色遣いなど、後の「ぐりとぐら」の特徴がすでに
出来上がっています。

「ぐりとぐら」(1963年「こどものとも」)原画
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森にピクニックに行ったぐりとぐらは大きな卵を見付け、それでカステラを作って、
他の動物たちとみんなで仲良く食べるというお話です。
久しぶりにこの作品を観ていてふと思ったのは、この卵の親鳥はどうしたのだろうか
ということです。
宮﨑監督も、普通は親鳥や雛の方に話が行くのに、食べてしまう話にするというのは
李枝子さん位だろうと感心していました。
李枝子さんによれば、保育士をしていた頃の作品で、子どもたちの喜ぶ顔を見るのが
一番嬉しく、そこで当時一番立派なお菓子だったカステラを作って食べるストーリーを
考えたそうです。

「ぐりとぐらのおきゃくさま」(1966年「こどものとも」)原画
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ぐりとぐらの家にサンタクロースがやって来るお話です。
李枝子さんは近くに住む石井桃子さんの家にいつも原稿を持って行って、
文章の指導を受け、一つ一つの言葉の大切さを知ったそうです。

「ぐりとぐらのえんそく」(1979年「こどものとも」表紙原画
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ぐりとぐらの肌の色は、東京国立博物館に行き、いろいろのネズミの剥製を
観察して、灰色系の多い中でオレンジ色があるのを見て、それに決めた
とのことです。

「ぐりとぐらの1年間」(1997年) 原画
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「ぐりとぐらとすみれちゃん」(2000年「こどものとも」)原画
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「そらいろのたね」(1964年「こどものとも」)原画
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ぐりとぐらは他の作品にも登場しています。

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とても人気のある展覧会で、特に女性のお客さんが多く、グッズ売り場のレ
ジには長い行列が出来ていました。
「ぐりとぐら」が長い間、多くの人に読まれ、愛されてきたことが分かります。
私も懐かしい思いで、「ぐりとぐら」の各場面を観て回りました。

展覧会のHPです。

 


【2014/03/02 12:34】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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東京のビルの多い街で暮らしています。

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